「ココカラミライヘ!」の感想と考察

初めまして、Ninonimoと申します。

 

普段は

twitter.com

で、アイマスカープ、自炊生活に関する

備忘録的、実況的なツイートを行っています。

シンデレラでは、安部菜々さん(かわいい)のPです。

 

さて、2022年1月26日、

歴代シンデレラガール総選挙1位組による

「ココカラミライヘ!」が発売されました。

限定版にはソロ歌唱バージョンも収録されています。

columbia.jp

2022年1月25日今現在、コロムビアミュージックショップでは

在庫なしになっているようです…

(私が行ったお店には現時点で、

 そこそこ潤沢に在庫があったようなので

 通販より店舗の方が確実かも知れません)

 

さて、今回フル初収録となった「ココカラミライヘ!」

近場のショップで予約こそしていたものの、

定時ダッシュで向かい、無事前日フライングゲット

 

帰宅後すぐに、少しでもいい音環境で聴くため、

コンポにCDを挿入。

歌詞カードを読まず、まずは眼を閉じて、

静かに聴き入ることにしました。

(この一連の作業も、精神統一的な緊張感がありました

 久々だ、こういった感覚…!)

 

ニコ生の事前番組、もっと!デレステNIGHTで

 

「ココカラミライヘ!」のDメロには特別な仕掛けがあるので

プロデューサさんには是非気付いて欲しい、

といった旨の発言をされていたので

何が来ても大丈夫なように、相応の心構えはして視聴に臨んだつもりでした。

 

ダメでした。

 

以下は曲本編の感想と考察になるので、

ネタバレ要素を含みます。

特にシンデレラガール総選挙1位の担当Pさんは、

まずは一度聞いてから読まれることをおススメします…!

 

 

 

 

問題のDメロ部分

歴代シンデレラガールである

1代目、十時愛梨さんから

2代目、神崎蘭子さん、

3代目、渋谷凛さん、

4代目、塩見周子さん、

5代目、島村卯月さん、

6代目、高垣楓さん、

7代目、安部菜々さん、

8代目、本田未央さん、

9代目、北条加蓮さん、

10代目、鷺沢文香さん

までの10人が、2フレーズずつを紡ぎ合わせて

一つの詩文として構成される演出が、既にもう決壊寸前のソレ。

いや、見栄を張りました。

完全に決壊していました。

 

このくだりはもう少し後で詳しく語るとして、

 

大サビで、曲冒頭に登場したフレーズである

「Far Away このままずっと

 遠くへ あなたといつも」を再度持ってくるやり方!

 

そして「コ・コ・カ・ラ・ミ・ラ・イ・ヘ!」で〆る魅せ方!

 

もう脳内では勝手に10人が揃ってステージで歌い、

それに対して割れんばかりの拍手をするところまでイメージしていました。

しばらく眼が明けられませんでした。

涙って、瞼を閉じていても出てくるものなんだな…

 

(改めて文章にするとちょっと気持ち悪いですね)

 

 

 

 

次に、歌詞カードへ目を落とします。

上記のDメロにおける、各アイドルが歌う「2フレーズ」。

 

十時愛梨さんが「不安脱ぎ捨てて」

神崎蘭子さんが「魔法そっと散りばめて」

渋谷凛さんが「冷めたふりの背中」

塩見周子さんが「和らいで溶けてた」

島村卯月さんが「特別な笑顔の」

高垣楓さんが「瞳の奥で」

安部菜々さんが「星たちがまたたいて」

本田未央さんが「弾けた瞬間」

北条加蓮さんが「鼓動が揺らす」

鷺沢文香さんが「変わり始めてる」

 

流石にピンときました。

これは、各アイドルの要素であったり、

これまで歌ってきた曲の歌詞であったりを、

この2フレーズにギュッと濃縮して詰め込んで、紡がれているのだ、と。

 

 

 

 

ここでは、担当アイドルである

安部菜々さんに焦点を当てて考えます。

 

彼女の歌う「星たちがまたたいて」

 

安部菜々さん且つ「星」と言われて

真っ先にイメージされるのは「ウサミン星」だと思われます。

(ポプマスにおける彼女の属性も「星」と「月」でしたね)

poplinks.idolmaster-official.jp

 

 

 

デレステSSR、「プリプリウサミン」の特訓エピソードで

彼女はウサミン星について、こんな会話をしています。

f:id:ninonimo:20220126004323p:plain

 

 

f:id:ninonimo:20220126004457p:plain

 

 

f:id:ninonimo:20220126004331p:plain

 

 

f:id:ninonimo:20220126004334p:plain

 

 

f:id:ninonimo:20220126004336p:plain

 

彼女は過去に「星」を諦めかけています。

しかし、プロデューサーという、

一緒に「星」を見つけてくれる存在に出会うことで、

その思いを取り戻しました。

 

 

そして、彼女は第7回シンデレラガール総選挙にて戴冠を果たし、

「ウサミン星のプリンセス」は現実のものとなります。

 

f:id:ninonimo:20220126005642j:plain

 

 

今一度、歌詞に目を落とします。

「星たちがまたたいて」

「星」が「ウサミン星」だとするのであれば、

「またたく」のは、輝きを手にしたからに他ならないと考えます。

 

では「たち」は何を意味するのか?

ここからは完全に憶測と妄想なのですが、

 

 

まず、「星」を一緒に目指してくれるプロデューサーは

一人ではないという可能性。

全国にいるプロデューサーそれぞれが、

それぞれの方法で、彼女の思う「星」を一緒に見つけ、夢を叶えた結果、

複数の「星たち」に「またたき」が生まれたのではないか、という

飛躍にも近い想像です。

 

 

次に、ここで言う「星」が、「ウサミン星」だけではなく、

シンデレラガールそれぞれの目指す「星」であるという考察。

こちらの方がしっくりくるのですが、

例えば、「お願い!シンデレラ」では、

「みつけよう!My Only Star」「掴もう!My Only Star」など、

自身がいつか輝けることを、星に例える歌詞が

シンデレラ楽曲には多く登場します。

 

菜々さんを象徴する「ウサミン星」と、

歴代シンデレラガールが掴んだ「それぞれの星」、

これらが合わさっての「星たちがまたたいて」なのかな、と妄想します。

 

そして、これにより、涙腺が2度目の決壊をしてしまいました。

 

 

 

さて、そんなこんなで、歌詞に対しての考察を

小一時間ほど頭の中で巡らせた後、

今度は楽曲のメロディーに再度思いを馳せるべく、

インスト版を聴いてみることにしました。

 

 

そしてここで、

初見では気付かなかった「D」メロの要素に

改めて気付きます。

 

ここまでこんな駄文を読んで下さっている諸兄には

改めて説明するまでもないかも知れませんが、

 

や り や が っ た な 、と 。

 

「EVERLASTING」の時にも使われた手法ではありますが、

改めて、歴代シンデレラガール曲を

そういった使い方で織り込むのは、

ホントズルい!

ホントズルい!!

ホントズルい!!!

(ここで3度目の決壊)

 

それこそ何百回と聞いてきた担当曲、

改めて耳をすませば、聞き間違えることなどあるはずもなく。

 

過去と今をつなぎ、その先を見つめる詩文に

これまでの軌跡をたどるメロディーを重ねてきたら、

それはもうクソデカ思い出ボムなんよ…

 

全編を通して語られる感謝、思い、そしてこれから。

こんなの、耐えきれるわけがありませんでした。

 

余談ですが、

風呂に入りながら繰り返し聴いていたら

暑さと目から汗が出たことによる(?)脱水症状で

完全にのぼせました。

ココカラ違うミライヘ逝くところでした…

 

 

総括すると、

「ココカラミライヘ!」最高でした。

 

製作に携わった全ての方に、深く感謝申し上げるとともに、

安部菜々さんのPで本当に良かった」と、心から思います。

 

ありがとうございます!